CAROL


■キャロル「HEY TAXI」

 皮ジャンにサングラスで一大ムーブメントを巻き起こした伝説のグループCAROLのナンバー「HEY TAXI」 第16話「愛の情熱に別れの接吻を」でディスコのシーンに登場する。

 ボーカルはもちろんジョニー大倉。「傷だらけの天使」が放映されていた頃のキャロルは、まさに絶頂期でした。(1975年4月13日、日比谷野外音楽堂でのコンサートを最後に惜しまれながら解散する。)

 「FUNKY MONCKY BABY 」も途中で挿入されていましたね。こちらは、矢沢永吉のボーカルでキャロルの代表的なナンバーなので皆さん御存知のことでしょう。

 キャロルは横浜を拠点にディスコなどでライブバンドとして活動していた。当時のディスコでは、ソウルミュージック以外にもR&Rで踊る店もあったようです。

1983年8月10日大和書房より発行の市川森一著「傷だらけの天使」(シナリオ本)の「あとがき」で市川が語っている。

「テーマ曲に、時代遅れのロックン・ロールを取り入れたり、嫌がる水谷豊の長髪にポマードを塗りたくってリーゼントを復活させたりしたのも、いってみれば、あそび半分の所業でしかなかったのだが、思い返してみれば、当時はまだ、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドも、アメリカン・グラフィティもなかった時代だったから、流行ということにかけては、かなりの先取りをしていたことになる。」

 と、上記のように書いているが実際はもうキャロルや、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドも存在していて必然的に流行した事と言っても、まちがいでは無い。その当時、横浜あたりでは普通に若者が皮ジャンを着てリーゼントで歩いていたのではなかろうか?(笑)

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